本日、令和2醸造年度の初搾りを迎えました!!!
2日間かけて伝統的な搾り機の槽(ふね)でゆっくりと搾ります。
形状が舟に似ていることから、「ふね」と呼ばれています。
酒袋に醪を約10Lずつ入れて槽に積み上げていき、最終的には上から圧力を掛けて搾っていきます。
酒袋を積み上げていく際に、口を折り込んで醪がこぼれないようにするのですが、折口がズレたり、甘かったりすると醪がこぼれてお酒がダボダボに濁ってしまう恐れがあるため、袋折は非常に重要な仕事です。
現在は、横に圧力を掛ける自動搾り機が主流となっていますが、「霧筑波 初搾り」のきめ細かい“うすにごり”はこの槽で搾らないと出すことが出来ません。
2日かけて搾り終えたら、アルコール度数を調整し、瓶詰を行います。
12月10日に発売を予定していますので、もうしばらくお待ちください。
よろしくお願いいたします。
6代目 浦里知可良