いつの間にか8月が終わり、まだ9月の前半だというのにすっかり秋めいてきました。浦里酒造店のシンボルツリーの大欅の葉が少しづつ散り始めました。
先月8月8日に特設ネットショップ、霧筑波オンラインショップ(https://kiritsukuba.com/)にて限定発売させていただいた「蛯名正義 勝鞍記念酒」ですが、間もなくキャンセル分を再販する予定です。もう少々お待ちください。
(特設サイトの商品画像、密かに切り替わっています!)
さて、今日のお話は浦里酒造店が誇る無類の競馬好き、競馬歴35年のやすしさんから秘蔵のお宝を紹介してもらったので、やすしさんからのコメントと共にお伝えいたします。
あれは25年前の1996年9月29日、まだ右回りだった新潟競馬場、朝から指定席を取り生ビールを飲みながら1レースから競馬を楽しんでいました。
5レースが終わり6レースの馬券を買おうと発券機の前に行くと何故か買うことができない!
すると『しばらくお待ちください。』とのアナウンスが流れ訳も解らずに待っていると、コンピューターの故障によるまさかの開催中止・・・。
競馬場の出口では納得のいかない人たちが関係者に罵声を浴びせていたりして殺伐としていたのが印象的でした。
後半のレースが楽しめず残念でしたが、この開催中止は僕の競馬人生で誇れるエピソードの一つとなりました。
その出口で入場券の代わりに配られた非常用入場券とその日のレーシングプログラムです。
ちなみにその日の蛯名正義ジョッキーは、秋華賞トライアルのクイーンステークスでラブリイパートナーへ騎乗ため中山競馬場での騎乗でした。
競馬には様々なドラマがあるものですね。
今回の「蛯名正義 勝鞍記念酒」の発売にあたり、競馬ファンの皆様から様々なメッセージを頂いてその奥深さにほんの少し触れることが出来ました。本当にありがとうございます。
私たちのお酒も、お客様に何らかのドラマをお届けすことが出来ているでしょうか?
それではキャンセル分の発売まで、もう少々お待ちください。
製造部 高野